本学園の卒業生のなかで、現在企業や社会で活躍されている人達で組織された「城北倶楽部」主催の講演会と懇親会に出席してきました。今回は、参議院議員で弁護士の丸山和也氏による「これからの日本の行方と私達の行き方」と題してのお話を聴くことができました。氏は早稲田大学卒業の翌年に司法試験合格、大阪での弁護士経験を経てワシントン州立大学へ留学されたそうですが、当時はワシントン大学には1000人ほどの留学生のうち650人ほどが日本人であったとのこと、今も1000人ほどの留学生はいるが、その6～7割は中国と韓国人で占めていて、日本人はたったの18人、他の大学も激減していて日本人学生の内向き志向、覇気の低下を大変憂慮されていました。個人、企業、国いずれも、気概を失って挑戦する気がなくなったらおしまい、今日本は世界から試されている、気概を示さないと漂流国家になってしまうなど、気概という言葉を何度も遣われていました。その他、アメリカという国についてや憲法改正に関する持論、橋下大阪市長についての話など、興味深く聴くことができました。その後の懇親会では、高校出身の多くの校友の方とも話しでき楽しく過ごせました。