24日（土）に本町にある御堂会館大ホールにて、本校キャリアプログラムの特色ともいえる「企業探究学習」の校内発表会を開催しました。高校1年生が総合的な学習の時間で4月から取組み、1学期の終わりに出された企業からのミッションに対する提案を10分間のプレゼンテーションにまとめ、2学期末にクラス発表、そこで選ばれたクラス代表の14チームが、ホール舞台上で全生徒や来賓、保護者の方を前にしてプレゼンテーションを競い合いました。いつものことですが、どのチームもクラス内で発表したときよりも一段と研ぎ澄まされたものになっていて、また本当に一生懸命、真剣に取組んだことがひしひしと伝わってきて、今年もまた生徒たちの無限の可能性を感じることができ大変感動しました。来賓の各企業の方や他校の先生方からも素晴らしかったと高評価の言葉をたくさんいただきました。審査は、14チームのなかから優秀賞6チーム、その中からグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を選出しましたが、審査員によって評価もまちまちで、評価得点も僅差の結果になりました。優秀賞から漏れたチームも含め、優劣をつけるのが本当に気の毒に感じました。結果グランプリはOMRONからの「まだ誰も気づいていない課題を発見しオムロンの技術を駆使した解決策を提案せよ！」のミッションに取組んだ1組の「先進キーパーソン」、準グランプリはテーブルマークの「現代の食の危機を直視し、20年後の"食のシーン"をデザインする新プロジェクトを提案せよ！」のミッションに取組んだ13組の「PARTY７」、審査員特別賞はスカパーJSATのミッション「世界初！キミたちの"原体験"を生かした宇宙ビジネスを提案せよ！」のミッションに取組んだ8組の「STD」のチームが受賞しました。審査は、5人の審査員それぞれが、調査力、論理性、表現力、独創性、ミッション達成度の5項目について採点し、その合計点で争ったのですが、結果的にはまずは独創性があるかどうか、そのうえで、それを論理的にわかりやい資料でインパクトあるプレゼンテーションになっていたかどうかといったチームが選ばれたと思います。今年は全チームレベルが高かったように感じました。終了後は悔しくて泣いていた生徒が例年になく多く見られ、それだけみんなの本気度が半端でなかったことを物語っていました。いずれの生徒も大きな舞台に立ち大勢の人の前で発表することで、一段と成長できたのではないかと確信しています。悔しかったことも含め、是非ともこの経験を今後に活かしてもらいたいと願っています。保護者の方にも多く来場いただき感謝申し上げます。しかしもっと多くの方に見学願いたいと思っています。次年度には、さらに多くの方の参加協力をお願いします。この会の運営に協力してくれた2年生、その他スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした

　　　　　　　　　　　　　　　　グランプリ

　　　　　　　　　　　　　　　準グランプリ

　　　　　　　　　　　　　　　審査員特別賞

　　　　　　　　　　　優秀賞、4組「Ｗｅ　Ｃａｎ　Ｆｌｙ」

　　　　　　　　　　　優秀賞、9組「オムレンジャー」

　　　　　　　　　　　　優秀賞、2組「　」（くうはく）

　司会は放送部員と有志にお願いしました。来賓の方からもその司会のうまさに感心をされていました。