中学校総合サイエンス ④
昨日は、今年度4回目となる中大連携プログラム「総合サイエンス」を実施しました。今回は、中学1年生は広島国際大学総合リハビリテーション学部リハビリテーション支援学科の坊岡先生に来校いただき「日常生活やスポーツライフ支える車いす」、中学2年生は枚方の摂南大学薬学部へバスで出向き、矢部先生他多くの薬学部の先生から「薬の基となる薬草を知る」をテーマに、それぞれ学習しました。私は自分自身が興味があることと薬用植物園の先生にニュートンのリンゴの木でお世話になっていることもあり、摂南大学の方へ同行してきました。大学の講義室に集合した後、12のグループに分かれ薬用植物園のそれぞれの薬用樹木や薬草を前にして、先生方の解説を受け園内を見学させていただきました。多くの薬学部の先生やゼミ生、ボランティアスタッフの皆さんの協力を得て、実際に葉や樹皮をかじったり匂いを嗅いだりして、薬効のある植物の存在をいろいろと知ることができた思います。最後にはマテ茶やシソジュース、植物園で採れたはちみつをいただきました。私はとても興味がありもっと聞いていたいと思いましたが、子供たちの中には虫嫌いな子もいて、集中できなかった人もいたようです。今日の体験がきっかけで薬学分野に興味関心を持つ生徒が生まれればと願っています。
摂南大学枚方キャンパス、薬学部と看護学部の学生が学んでいます。
一旦講義室に集合してから出発しました。他の各教室では、学生が授業を受けていてその様子を垣間見ることもできました。
私は1班に同行しました。1班は薬用植物園を管理されている邑田先生から植物の説明を受けました。邑田先生は、ご主人が前の東大理学部の小石川植物園の園長で、そのご縁で本校にあるニュートンのリンゴの木を譲り受けに東大まで一緒に行っていただき、その後も摂南大学で育てていただきました。
ステビア、ショ糖の数百倍の甘さがあり、ダイエットや糖尿病患者メニューの砂糖の代わりに用いられる。
ウコン
ソバの花が咲いていました。
シソ、身近な植物にも薬効があることを学びました。
ニラ
バニラ、この実からあの香料が得られます。
レモングラス
ビールの苦みで有名なホップ
ミズメ、枝を折るとサリチル酸メチルの匂いがします。
ナンバンギセル、ススキやサトウキビなどの根に寄生、感染症の抗炎症薬
綿の実