学校長ブログ

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中学校 新入生オリエンテーション合宿 自然編

2019/04/23

宿泊地のハチ高原は標高が1000m近くあるので、春が遅れてやってきます。毎年この時期にここで合宿をしていますが、雪が多く残っている年もあれば、全くない年もあります。草木の生長も同様で、今年は平年並みか最近ではやや遅めといった感じでした。それでも大阪とは3週間は違っています。宿舎の周りで撮った写真を紹介します。

宿舎横のカラマツ、日本のマツでは唯一落葉するマツで中部以北の亜高山帯でよく見られます。初日に撮ったので霧で霞んでいます。

このあたりはブナも多く、芽が出はじめたところでした。

所々に除雪された雪が残っています。

ミツマタ、麓の山では3月が見頃です。ツクシもこれからたくさん出てきそうです。

キケマン

ショウジョウバカマ

ヤマエンゴサク

イチリンソウ(ずっとイチリンソウと思っていましたが、イチリンソウの仲間には違いありませんが、キクザキイチゲ(菊咲一花)でした。)春先にだけ咲き夏には枯れてしまう草花や蝶をスプリングエフェメラル(春の妖精)と呼んでいますが、これや上のヤマエンゴサクもそうで、愛好家には人気があります。毎年この時期に咲いているので観るのを楽しみしています。

少し下ったところの桜が満開でした。

氷ノ山を望めることろに棚田があり、水が張られた頃は風情があると思います。