学校長ブログ

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三池崇史氏母校凱旋

2012/06/13

 本校卒業生(1979年普通科卒)で映画監督の三池崇史氏が、角川映画「愛と誠」の一般公開に先駆け、母校で試写会ができればとの依頼があり、3年生を対象にOITホールで午前中に実施しました。内容は不良少年と財閥の令嬢との愛がテーマで、暴力シーンの多いやや過激なものをユーモアたっぷりにミュージカル風に仕立てた娯楽映画になっていました。1972年という時代の設定は、私にとっては大学に入学した年で、流れてくる音楽は大変懐かしく楽しむことができました。生徒たちも家に帰ってご両親に話をすれば、結構盛り上がるのではないかと思いました。終了後のトークショーでは、サプライズゲストとして主演の妻夫木聡氏が登場し、それはもう女子生徒をはじめ大変盛り上がりました。監督からは、自分は中学からラグビーをしていて高校もラグビー部に入部したが1年生の夏で挫折した、そのなかで進学した映画の専門学校在学中にした仕事が自分に合っていてそこから懸命に働き今の自分がある、皆にも頑張ってほしいとエールを送ってもらいました。妻夫木氏からも初心を忘れず、何事も諦めずに頑張れば未来は開けるとアドバイスをもらい、最後には皆で記念写真を撮りました。いい思い出になったことでしょう。

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 三池氏には、新校舎の最上階から河川敷ラグビー場も見てもらい、レストランでいっしょに食事もしました。母校の変わりように驚かれると共にその発展振りに喜んでおられました。

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 三池氏と妻夫木氏に生徒を代表して花束を渡した小川誠君と幾間愛さんが取材を受けていました。小川君は自分の名前がこの「愛と誠」から採ったんだとお母さんから聞いたそうで、花束贈呈を大層喜んでいました。