学校長ブログ

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メンデルのブドウの木

2013/04/17

 3月に剪定したメンデルのブドウの枝を挿し木して校長室においていたものが、芽を出し始めましたので、正門付近の植込みに置き換えました。葉が何枚か展開してきたら、鉢に植え替えようと思います。このメンデルのブドウの木については何度か紹介していますが、遺伝学の基礎を築いたメンデルが、チェコの修道院で品種改良の実験用に育成していた木の分枝を東京帝国大学の教授が譲り受け長年育てられてきたものが親木で、2009年に東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)にお願いし、その苗をニュートンのリンゴの木とともに譲り受けてきたものです。その後摂南大学薬学部薬用植物園で育成し、2011年に新校舎の正門完成後に記念樹として定植しました。この木については、東京大学からの証明書がありますが、そこから挿し木したものについては、東大ではメンデルのブドウの木とは認めないそうです。興味ある生徒がいれば育てて欲しいと願っています。

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  こちらは花壇に植えてある親株、葉が展開し蕾も見られます。

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 ニュートンのリンゴの木も花が咲き出しました。薄いピンクのきれいな花です。

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2013.04.17 ②’.JPG

 

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 昨年定植した受粉用のリンゴの木(これも東京大学より譲り受けたもの)も蕾がついています。