河川敷のワンド付近で彼岸花が咲いていました。彼岸花とはよく言ったもので、毎年のように彼岸の中日前後に満開になります。日照時間が開花に影響しているからでしょう。球根には毒があり、日本ではモグラ、ネズミ、虫などが来ないように田んぼの畦やお墓の周りに植えられてきました。別名として曼珠沙華（マンジュシャゲ）という名がよく知られていますが他にもシビトバナ、ユウレイバナ、ハカバナ、ジゴクバナ、シビレバナなど非常に多くの呼び名があるそうです。日本では忌み嫌われる名が多いようですが、この花は、花が咲き終わってから葉が出、その後夏近くには枯れてなくなり、葉と花が同時に見ることはできません。このようなことから韓国では「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味から相思華と言うそうです。気の利いた名前だとは思いませんか？