学校長ブログ

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スコア型英語4技能検定試験

2020/07/18

高校3年生一斉でスコア型の英語4技能検定試験を実施しました。2018年より大学入試改革を見据え、これまで実施していたReading,Listening,WritingのテストにSpeakingを加えた4技能での検定試験を受検しています。本来は今年度から実施される大学入試共通テストでもこの民間テストが活用される予定でしたが、昨年急遽実施を見送られることになったのは記憶に新しいところです。Speakingテストは各自にタブレットとヘッドセットが用意され、スタートと同時に、質問に対して一斉に答えていくという形式です。これまでとは全く違った形式でのテストで時代の流れを感じます。今回は大学入試共通テストには活用されなくなりましたが、すでに推薦資格に取り入れている大学も数多くあり、自身の現時点での英語能力の実力を知るうえでもいい機会です。今後はリスニング、スピーキング能力が以前に増して重要になってきます。中学3年生と高校1,2年生も同様の試験を12月に一斉受検する予定です。中学2,3年生は午後から英語検定試験を受検しました。

スピーキングに使用するタブレットをはじめとした機材は、すべて業者からの提供で台数に限りがあるため、2班分かれての実施です。また、2つのレベルに分かれて受けるのと、今回は除菌シートも配付され入れ替え時に除菌もしなければならない、他の学年は授業をしていて時間帯が異なるなど、学校で実施するのはなかなか大変です。生徒たちには前向きな姿勢で取り組み、今後の学習指針の参考になればと思っています。