学校長ブログ

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サイエンスフォーラムⅢ

2021/07/14

ガリレオプランに取り組んでいる高1~3年の生徒を対象にサイエンスフォーラムⅢを3会場に分かれて実施しました。第Ⅰ部は科学者講演として京都大学総合博物館の塩瀬准教授より「理系も文系もミカタの違い」と題し、文系も理系も関係なく‘科学的思考力×対話と協働で切り拓く未来について’語っていただきました。オンラインでの講演でしたが、質問に対しての回答や意見・感想がリアルタイムで表示され、生徒たちも集中して聞いていました。データの見方で見えていない部分が大事、仕事を奪うのは機械ではなく人間、京都大学iPS細胞研究所には理系の人だけでなく文系の人もいる、京都大学のアカデミックポリシー‘対話を根幹とした自学自習’とは、なぜ今高校で探究か、探究で身につく力、うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組む、大学とは ある視点(学問)を4年間を通じて獲得すること、好奇心のもとでは皆平等など、大変ためになったことと思います。第Ⅱ部は、起業家講演として、分身ロボット‘OriHime’の遠隔操作を通して「人類の孤独を解消する」ことをミッションに掲げる株式会社オリィ研究所代表の吉藤 健太朗氏に来校いただき「ミライの武器~夢中になって生きぬく人生の戦略~」と題しての講演と第Ⅲ部の生徒たちのパネルトークをお願いしました。出会いを楽しんで欲しい、俺はこれのために生きているといえる高校生はかっこいい、自分が本気でやりたいと思うことがあればやり続ける、大学のことはちゃんと調べたほうがいいなど、自らの不登校の体験を通じて得た話や自らの生きざまや夢について語る姿に感動した生徒も多かったのではないかと思います。本来ならば、第Ⅲ部では3年生によるガリレオプランの成果をポスターセッションで発表する予定でしたが、コロナ禍とあってそれは叶いませんでした。

白衣にあこがれ、自ら改良して作った機能的な黒衣、ポケットからiPadや傘、ジュース、袖には手袋やICカード入れなど手品師のようでカリスマ性を醸し出していました。