学校長ブログ

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くちなしの花

2015/06/19

 梅雨に入り、学校前の高層道路下植込みで、くちなしの花が甘い芳香を放っています。くちなしの由来は、学校前のは八重咲きの品種で実がなりませんが、一重の種は本来黄色い実がなり、これが熟しても裂けないことから「口無し」という説と実の先に花のがくがそのまま残っていて、それが鳥のくちばしに似ていて、その口に梨のような実がついていることから「口梨」という説があるようです。黄色い実は乾燥させて煮出した液がたくあんやきんとんを黄色く染める着色料として昔から利用されています。くちなしの花といえば、私らの年代は渡哲也のヒット曲を思い出しますが、ヒットした年代が1973~74年とあっては、高校生はもちろんのこと、保護者の方もご存じない方のほうが多いのかもしれません。

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