2019年7月2日（火）14時から15時過ぎまで、教員対象の進路指導研修会を実施しました。

ベネッセコーポレーションの山本様より、「入試改革の論点整理とこれから求められること」と題して、2020年度から始まる新テスト（大学入学共通テスト）の具体的な内容についてご教授していただきました。

次期学習指導要領の要点、ポートフォリオの活用、教育改革・入試改革、大学入試における「主体性評価」、新テストの英語においてリスニングの占める割合が50%になることなど、これからの教育・入試について詳しく説明していただきました。

講演後の質疑応答においても活発に意見交換がなされ、関心の高さが伺われました。

ベネッセは日本の教育に関して、文科省よりもデータを持っているともいえます。我々常翔の教員も、こうしたデータを活用しながら、今日の研修で得たことを明日から生徒に還元していきたいと思います。

重要なのは、テストの形式は変わるとはいえ、教育の根本は何ら変わらないということです。地道にコツコツと勉強を続けるというスタイルは古来不変であり、新テストや入試改革には柔軟に対応しながらも、変わるべきところと変わらないところを見極め、今日の研修を明日からの教育・指導に活かしていきたいと思います。