プロフィール 北尾元一

2019年1月28日

JOSHO QUEST CUP 2019 

 26日(土)、高校キャリアプログラムのメインイベントでもある「JOSHO QUEST CUP 2019 企業探究学習校内発表会」を昨年に引き続き門真のルミエールホールで開催しました。高校1年生全員が週1回の授業で取り組んでいます企業探究学習のクラス代表による発表会です。生徒たちが日本の著名な企業のいずれかのインターンとなり、それぞれの企業から出されたミッションに対し、グループで企画をまとめて提案するといった内容のもので、4月から取組み、1学期終わりに出された各企業からのミッションに対し、企画案を7分間のプレゼンテーションにまとめ、2学期末にクラス発表、そこで選ばれたクラス代表と敗者復活戦で選ばれた2チームの計16チームが、高校1年生全員、来賓、企業関係者、教育関係者、保護者、本校教員などを前に発表しました。いずれのチームもこの発表に向けて、よく考え練習をしてきたなと思わせる素晴らしい発表ばかりで、皆が真剣に取組んできたことが本当によく伝わるものだったと思います。この発表会も回を重ね今年で13回目になりました。文部科学省が勧める、いわゆるPBL(課題解決型学習)、アクティブラーニング型授業の典型で、今年も多くの学校関係者が関心を持って見学に来られ、生徒たちの発表、2,3年生の運営、先生方の支援、高校1年生全員が取り組んでいることなど、高く評価していただきました。本校の教職員全員がこのプログラムを実施する意義をよく十分によく理解し、他校をリードするような取組みを今後も続けて行って欲しいと思いました。審査は、16チームのなかから優秀賞7チームを選出し、その中からグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を決定しました。結果は、グランプリがメニコンの「新しい時代の"みるよろこび"を生み出すメニコンのプロジェクトを提案せよ!」のミッションに取り組んだ7組"Eyes"が、準グランプリはパナソニックの「一人ひとりの幸せと共によりよい社会を実現するパナソニックの新商品を提案せよ!」のミッションに取組んだ1組の"Radio Girls 802"が、審査員特別賞は良品計画のミッションに取組んだ、敗者復活により選ばれた1組の"秋刀魚の塩焼きタルト"の各チームがそれぞれ受賞しました。審査は審査員それぞれが、調査力、論理性、表現力、独創性、ミッション達成度の5項目について採点し、その合計点をもとに各賞が決められました。私は昨年に続き審査員から外してもらえたので、発表後のアトラクションも含め楽しんで鑑賞することができました。選ばれなかったチームも含め、審査は今年も難航したとのこと、それだけレベルが拮抗していて、選考には苦労されたと聞きました。チームのなかにはグランプリに選ばれなかったのを悔しがる生徒もいて、発表後も担当の先生や企業の方たちが慰めている姿が見受けられました。それだけ真剣に取り組んだ証しで、今は悔しくて仕方がないでしょうが、この経験が必ず先で活きてくるものと信じ乗り越えて欲しいと願います。生徒たちにはこのプログラムで得た様々な経験を是非とも次のステージで活かしてもらいたいと願っています。保護者の方にも多く来場いただいたこと、誠に有難うございました。また、この会の企画・運営に積極的に協力してくれた2、3年生の皆さんには、多くの方から称賛の声をいただきました。生徒やその他スタッフの皆さん、準備から進行、片付けまで本当に有難うございました。

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 グランプリ

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 準グランプリ

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 審査員特別賞

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 出場者で記念写真撮影(クリックで拡大版)