プロフィール 北尾元一

2018年4月26日

メンデルのブドウの木、ニュートンのリンゴの木

 正門横植込みのメンデルのブドウの木に今年は多くの蕾が付きました。他の植物同様、例年よりは随分と早い成長です。午前中の空き時間に混んでいる芽や蕾を剪定したり、棚への誘因作業をしました。メンデルのブドウの木は、遺伝の法則を発見したことで有名なメンデルが、チェコスロバキアの修道院で品種改良の実験用に育成していた分枝を1914年に東京大学が譲り受け、以来小石川植物園でずっと育てられています。本校にある木は、新校舎の竣工の記念樹にしたいと2009年に東京大学から譲りうけたものです。(詳しくはこちらをご覧ください。)例年は虫か鳥に食べられて、実をつけるまでには至っていないので、今年こそはと思っています。ニュートンのリンゴの木は例年なら今頃が花の盛りですが、今年はほとんど花は散っています。うまく受粉できているか心配です。

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