5月下旬より始まった教育実習の多くの学生は、昨日で3週間の実習を終え、各大学へ戻っていきました。母校に帰ってきての実習はどうだったでしょうか？実際の現場で教えることの難しさ、授業以外の業務の多さ、担任としての責任の重さ、生徒とのコミュニケーションの取り方などなど、思っていた以上に大変だと感じた人も多かったのではと思います。それでも生徒の成長に大きく関わることができ、自分も成長できるやりがいのある職業です。今回の経験を活かし、是非とも強い志を持って、教員を目指してもらいたいと思います。

　数学の教育実習生の研究授業を覗いてきました。彼は幼い時からずっと車いすの生活ですが、本校在学中3年間皆勤を貫いたほどの粘り強く意志の強い人物です。この期間も守口の家から手動の車いすで1時間半もかけて通学していたそうで頭が下がります。授業では高校1年生を担当し、iPadを使って工夫をした授業を展開していました。