決まった答えのない課題に対し、チームで協力して探究し答えを導き出すといった課題解決型学習（PBL)に、本校では高校1年で企業探究学習、高校2年からはコースごとに分かれて、それぞれに取組んでいます。今日は、一貫、特進コースの「Young Leaders Plan」前半に取り組む大阪市の行政課題に挑戦する「Osaka City Project」の授業の4回目で、大阪市旭区の職員の方にゲストティーチャーとして来校いただき、各部署が抱える行政課題（ミッション）について、部署ごとに分かれてミッションを出した意図と地域の現状などについての説明をしていただきました。この授業は、本校と大阪市旭区との連携協定に基づいて行われ、今年ですでに8年目を迎えています。生徒たちは各部署（商工振興課、地域福祉課、選挙対策課、区民企画課、環境課、広報課）のそれぞれの職員の立場となり、各課から出された地域が抱える身近で切実な課題の解決案を提案するというものです。今回は「旭区の現状を知る」と題しての説明を受けた後は、実際に街に出てのフィールドワークを実施しました。課されたミッションにあらゆる角度から考え、悩み、議論し、高校生ならではの斬新な提案が出てくることを期待しています。チームで真剣に取り組めば取り組むほど、その経験が将来のあらゆる場面で活かされ、自身の成長に繋がることでしょう。2学期の9月26日（火）にはOITホールで旭区の職員の方を審査員に招き、一般の方にも公開しての発表会を開催する予定です。多くの方に聴いていただくことが生徒たちのためにもなりますので、多くの方のご参加をお願いします。

　選挙対策課だけはすぐに旭区役所に移動しての講義・フィールドワークでした。