プロフィール 北尾元一

2017年1月23日

企業探究学習校内発表会

 21日(土)午後、新大阪のメルパルクホールにて、本校キャリアプログラムのメインイベント「JOSHO QUEST CUP 2017 企業探究学習校内発表会」を開催しました。これは高校1年生が企業探究学習という授業のなかで、生徒たちが6つの著名な企業いずれかのインターンとなり、それぞれの企業から出されたミッションに対して、グループで企画をまとめて提案するという内容のものです。4月から取組み、1学期終わりに出されたミッションに対する提案を7分間のプレゼンテーションにまとめ、2学期末にクラス発表、そこで選ばれた代表16チームが、高校1年生全員、来賓、保護者、本校教員などを前にして、ステージ上で競い合います。例年のことですが、いずれのチームもクラス内で発表したときよりも格段に磨きがかかったものになっていて、皆が真剣に取組んできたことがよくわかる、また生徒たちの可能性は限りないということがわかる素晴らしい発表で、まさに今年のテーマである「人間の本気」を体現してくれました。この発表会も回を重ね今年で11回目になりますが、始めた頃とは比べものにならないほどレベルが高くなっていて、年々進化を遂げていることが実感できます。文部科学省が勧めるいわゆるPBL(課題解決型学習)やアクティブラーニングそのものということで、今年も多くの学校関係者の方に来場いただくなかでの実施でした。本校の全教職員もこのプログラムの意義を十分に理解し、他校を牽引するんだといったぐらいの気概を持って今後も取組んでいって欲しいと願っています。審査は、16チームのなかから優秀賞6チームを選出し、その中からグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を決定しました。結果は、グランプリがテレビ東京からのミッション「人間の本気を見せようじゃないか!メディア新世紀を切り拓け!人の心が動くテレ東らしいプロジェクトを提案せよ!」に取組んだ1組の「ナカザイル」、準グランプリはのカルビーからのミッション「人間の本気を見せようじゃないか!見過ごされた食料資源を使ってかるびーらしい地球共生プロジェクトを提案せよ!」に取組んだ11組の「じゃがRIKO」、審査員特別賞はクレディセゾンからのミッション「人間の本気を見せようじゃないか!新しい信用のカタチを活用した社会を元気にする最先端サービスを提案せよ!」に取組んだ7組の「クレディセゾンJ」のチームがそれぞれ受賞しました。審査は5人の審査員それぞれが、調査力、論理性、表現力、独創性、ミッション達成度の5項目について採点し、その合計点で各賞を決めたのですが、選ばれなかったチームも含め、審査員による評価がまちまちで、それだけレベルが拮抗していて、選考には苦労しました。生徒たちにはこのプログラムでの様々な経験を是非とも次のステージで活かしてもらいたいと願っています。保護者の方にも多く来場いただき誠に有難うございました。最後に、この会の運営に積極的に協力してくれた2,3年生のサポートぶりに多くの方が称賛されていました。生徒やその他スタッフの皆さん、準備から進行、片付けまで本当に有難うございました。感謝します。

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 多くの2,3年生のボランティアが自ら積極的に動いていて、素晴らしかったです。

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 グランプリの1組チーム、スティーブ・ジョブス顔負けのチーム全員が入れ代わり立ち代わりのプレゼンは、圧巻でした。

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                準グランプリ

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                審査員特別賞

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        優秀賞 9組テレビ東京 チーム「Dream TV」 

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         優秀賞 8組テレビ東京 チーム「SGH」

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        優秀賞 4組カルビー チーム「カルビーム」

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        司会は放送部の6人が担当してくれました。

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    出演者全員で記念写真、クリックすると拡大版が現れます。