昨日、高校1年生全員を対象に、グローバル人材育成セミナーと称し、午後から2回に分けて国際協力ボランティア団体DAREDEMO HERO代表の山中博氏を招いてのセミナーを実施しました。山中氏は3年ほど前までは東進ハイスクールの人気英語講師だったのですが、10年以上前人生に悩んだとき、フィリピンセブ島での貧困家庭の大学生との出会いから自身の考え方が変わり、その後日本で成功を収めた、そのためフィリピンに何かの形で恩返しをしたいとの思いから、3年前に貧困問題を根本から解決しようという強い志で、小学校などに通う貧困層の子どもたちを支援することを目的に人件費ゼロのこの団体（詳しくはこちら）を立ち上げられたそうです。彼らを教育することで貧困層のことを理解できるリーダーを輩出し国家を転覆させたい、その成果が3年で表れてきた、ボランティアは困っている人がなくなることを目的に活動すべき、慈善活動が自己満足だけになっていないか、夢は欲であってはならない、誰かのためになってこそ夢、支援するということはそこに変化を伴わなければならない、高い志を持って欲しい、できない言い訳は誰でもできるなど、フィリピンの現状や自身の想いを熱く語っていただき、我々教員も含め生徒たちも大変刺激を受けたことと思います。