プロフィール 北尾元一

2016年8月19日

高大接続改革とアクティブラーニング

 昨日は教育関係業者主催の「教育改革先取り対応セミナー」に神戸国際展示場まで行ってきました。全国各地で開催されていて、非常に多くの高校の先生が参加していました。本校からも5人が参加しました。基調講演では大学入試センター副所長の伯井氏による「教育改革の全体像(高大接続改革を主に)について」、特別講演として京都大学高等教育研究開発推進センター教授でアクティブラーニング(AL)に関しての第1人者である溝上氏による「アクティブラーニング」、東進英語科講師の安河内氏による「英語④技能教育」、文科省官民共同海外留学支援制度の幸田氏による「トビタテ!留学JAPANの概要」について、話を伺うことができました。高大接続改革に関しては、これまでに文科省改革チームのリーダー安西氏、副リーダー鈴木氏、メンバーの荒瀬氏などの講演を聴く機会があり、主旨が一貫しておりよく理解することができました。アクティブラーニングでは溝上氏の名前はよく聞いていましたが、講演を聴くのは初めてでしたが、学校から仕事へ移行するうえで中学、高校、大学での学習過程の質的改善の必要性、アクティブラーニングを通じての「主体的学び(活動)」「対話的学び」「深い学び」、アクティブラーニング型授業とは、高校1,2年生までに培われた家庭学習習慣、コミュニケーション力、キャリア形成が大学での成長に繋がっている、アクティブラーニング型授業の克服すべきポイントなど、高校、大学生の現状を踏まえたうえでの、大変わかりやすく納得できる話で、大変さ校務会になりました。

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