プロフィール 北尾元一

2016年8月 3日

元木由記雄氏「特別講演会」

 常翔学園歴史館(本校正門南側)では、先月「学園ラガーの軌跡をたどって」のテーマで、学園各設置学校のラグビー部の栄光や学園が誇るラガーたちの熱き想い、軌跡などを紹介する企画展を開催していました。そのなかの特別講演会として先週土曜日、本校ラグビー部の卒業生で明治大学、神戸製鋼でも活躍し、日本代表キャップ79、人呼んで「ミスターラグビー」と称されている元木由記雄氏を招いての講演会と設置学校ラグビーの指導者とのパネルトークがOITホールで開かれました。講演では大阪工大高校時代の恩師、荒川監督の教え、「ベストゲーム、クリーンゲーム、協心」、基礎の徹底、ラグビーへの情熱、人間性を大事にされていたことについて、その一端に触れるエピソードなども含め懐かしげに語っていただきました。大きな土台をつくらないと大きな建物は立たない、厳しい練習から自信が生まれる、これだけは負けないというものがあるチームが強いなど、講演を聴きに来ていた選手たちにとってもためになったと思います。

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 高校時代は浪速のタイソン、怪物と称され、誰もが一目を置く存在でした。自分は本当は同志社へ行きたかったが、さすがの彼も荒川先生の命には従わざるを得なかった逸話を話してくれました。堂々とした話しぶりやその内容は、ラグビーが彼を大きく育てたということを改めて実感できる講演でした。

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 常翔学園高校ラグビー部主将の肘井君、スクラムでは絶対負けない、全国優勝を目指すと力強く勝ったてくれました。

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 パネルトーク、左から橋爪大阪工業大学ラグビー部監督、河瀬摂南大学ラグビー部総監督、元木氏、南常翔学園高校ラグビー部BKコーチ(監督はニュージーランド遠征のため欠席)、杉本常翔啓光学園高校ラグビー部顧問、川村常翔啓光学園高校ラグビー部監督、司会進行はフリージャーナリストの村上晃一氏が務めてくれました。(村上氏は自身のブログでも紹介してくれました。こちらの7/30の記事をご覧ください)

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