昨日特進系2年生を対象に、午後からＮＡＳＡ元宇宙飛行士のジョン・A・マクブライト氏をお招きしての講演会を実施しました。氏はケネディ大統領がアメリカ国民を月に送るといったことに感銘を受け、宇宙飛行士になりたいと夢を叶えるため大学卒業後米海軍に入隊、戦闘機のパイロットを経て、1978年にNASAの宇宙飛行士に選ばれ、84年にスペースシャトル・チャレンジャー号に搭乗し、８日間の任務を経験された方です。退官された現在は、ＮＡＳＡ宇宙飛行士会会長を務められ、ケネディスペースセンターAstronaut Encounter(宇宙飛行士との遭遇)メンバーとしてＮＡＳＡの活動や宇宙体験についてのプレゼンテーターとして活躍されています。講演では宇宙飛行士になるまでの経緯や、チャレンジャー号に搭乗された貴重な体験談を動画などもまじえわかりさすく丁寧にお話しいただきました。宇宙飛行士も簡単になれるものではない、簡単だからやるんじゃなく、難しいからすんだ！目標を持って行動すれば必ず実現できる、そのためには「BENKYO！　BENKYO！　BENKYO！」と、この言葉を何度も繰り返し生徒たちに訴えておられたのが印象的でした。生徒たちからも、UFOはいますか、物事がうまくいかないときどうすればいいですか、勉強と言われましたがまずは何をすればいいですか、宇宙へ行って考え方が変わりましたか、打ち上げ時はこわくなかったですか、小さい時勉強はできましたか、苦しかったことはなんですかなどいろいろと質問がでて、それに対しても、最後は常にポジティブに諦めず、努力するようにと激励していただきました。このなかから将来宇宙に携わる人が生まれればなあと願っています。

　前任校で2度NASAへ行き、スタッフとも顔なじみということで本校の理科の先生にも登壇してもらいました。

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