2015年度に実施しました生徒・保護者アンケートを全教職員で共有するための報告会を実施しました。各授業のアンケートとは別に満足度、教育理念・教育方針の浸透度、本校の取り組みに対する評価、続けて欲しい取り組み、要望などについて行ったアンケートを基に、第三者機関に分析・評価を依頼し、毎年この時期に実施しています。生徒や保護者の方にとっては面倒で、毎年要望しているのに変わらないなどの不満などもあるですが、学校にとっては、今後取り組むべきことや改善が必要なことなどが明らかになり、より良い学校づくりにとても役立っています。また逆に褒めていただいたり感謝の言葉をもらったりすることで、勇気づけられています。毎年何らかの改善を続けてることで、学校に対する満足度や教員に対する評価も、高い評価で維持できていると思います。高校では毎年評価が高くなってきていて、今回は生徒、保護者アンケートとも中学校とほぼ同じ値になりました。しかし、生徒や保護者の方全員が充分に満足されているわけではなく、教員の授業力や学力補充、生徒に対する接し方、学力補充の体制、大学受験に対する指導体制、部活動との両立、文化祭・体育祭をはじめ学校行事に対する取り組み、保護者とのコミュニケーション、中学校の学習指導などについては、心配や要望されている方もおられ、われわれとしてもより一層の努力をし改善しなければならないが必要だと認識しています。個々の教職員がさらに意識をして取り組めば、まだまだ評価を高めることは可能だと思っています。