プロフィール 北尾元一

2016年3月17日

Debate Frontier Cup 2016

 一貫、スーパー、特進コース2年生のキャリア教育プログラム「Young Leaders Plan」の授業後半で取り組んでいます「Debate Frontier」のクラス対抗戦を実施しました。今年は一貫コースが新たに加わったのと薬学医療系進学コースも夏期、冬期休暇中に学習し参加しているため、1,2回戦は2会場に分かれての実施でした。各グループが肯定側と否定側に分かれてのトーナメント戦で、今回の論題は、「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か否か。」でした。これについて、肯定側と否定側に分かれ、それぞれ肯定側立論2分、否定側質疑1分、否定側立論2分、肯定側質疑1分、準備時間1分、否定側反駁2分、肯定側反駁2分のミニディベート形式で、クラス予選を勝ち抜いた各クラスの代表チームが対戦し、最後に担当教員がどちらの勝利かを判定しました。ディベートは、短い時間で説得力のある意見、相手の意表を突いたり弱点を見抜いた質疑、質疑に対する的確かつ早い回答、説得力のある反論など論理的な主張が必要です。そのためには、事前の多くの正確な情報の収集と賛否両論の立場に立った十分な理解が必要で、そのうえで肯定側、否定側の立場での質問などに対し、周到な準備をして臨まなければならず、かなりの能力が必要で皆一様に苦労していました。観戦している者を唸らせるような立論や反駁を展開するグループもあり、以前に比べて随分とレベルが上がっているように感じました。優勝は1組、準優勝は6組のチームが受賞しました。この経験を今後に活かすことが大切です。

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            1,2回戦、2,3,5,6組の会場

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         1,2回戦、1,4,7,8組と準決勝、決勝会場

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 決勝は1組と6組のチームの対戦となり、審査の結果1組のチームが優勝しました。

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 審査には毎日新聞社編集委員の方にも入っていただき、講評もいただきました。

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