プロフィール 北尾元一

2016年2月 6日

大阪私立高校2016年度入試出願状況

 府内私立高校の2016年度入試の出願状況(2月4日正午現在)が、今朝の新聞各紙に掲載されました。出願総数は昨年より28人減の75,842人で、応募者に占める専願者の割合(専願率)は22.94%と昨年より2.45ポイント減となりました。これは、内申点が絶対評価となり、高評価を得た生徒の公立高校への強気の出願が増えたためではないかと考えられています。本校の志願者数は、外部募集人数435人に対し、専願375人(昨年比82人減、一昨年比1人増)、併願1006人(昨年比35人増、一昨年比266人増)の計1,381人(昨年比47人減、一昨年比267人増)となり、専願者は一昨年の志願数に近い数となりました。今年の特徴としては特進コースの専願、併願、スーパーコースの併願が増えていることがあげられます。これは本校が、国公立大学をはじめとした難関大学の合格実績が向上していて、今後もそれを期待しての志願者増ではないかと考えています。また、女子の志願者も増加傾向にあり、併願者全体の女子が占める割合(女子比率)は45.2%となり、昨年よりもさらに上昇しました。今年は公立高校へのチャレンジ受験が多く併願者の戻りが多いのではないかと予想しているのですが、例年女子の戻りは少なめですので、それも考慮して入試判定をしなければならないので悩ましいところです。最終、入学者が何人になるかは、3月18日の公立高校合否発表日までは分からず、そこが私学運営の難しいところです。まずは10日の入試に向けて万全の体制で臨みたいと思います。受験生の皆さんは、健康にはくれぐれも注意し、試験当日は実力を存分に発揮できるよう頑張って下さい。本校ホームページに当日の試験会場についての案内を掲載しましたので、それを参考にしてください。(こちら)この日本校中学3年生は、別室で実力確認テストとして同じ入試問題にチャレンジします。

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