プロフィール 北尾元一

2016年1月25日

JOSHO CUP 2016 企業探究学習校内発表会

  23日(土)12:30より新大阪のメルパルクホールにて、本校キャリアプログラムの中核と言える「JOSHO CUP 2016 企業探究学習校内発表会」を開催しました。高校1年生が総合的な学習の時間で4月から取組み、1学期の終わりに出された6企業からのミッションに対する提案を今回は7分間のプレゼンテーションにまとめ、2学期末にクラス発表、そこで選ばれたクラス代表16チームが、1年生全員、来賓、保護者、本校教員を前にプレゼンテーションを競い合いました。いつものことですが、いずれのチームもクラス内で発表したときよりも一段と磨きがかかったものになっていて、また皆が本当に真剣に取組んできたことがわかる素晴らしい発表会となりました。いずれの生徒も大きな舞台に立ち大勢の人の前で発表することで、直前の取り組みも含め、かけがえのない経験ができ、一段と成長できたのではないかと確信しています。本校はこの取り組みを始めて10年目を迎えていますが、最近は文部科学省が勧めるいわゆるPBL(課題解決型学習)やアクティブラーニングの典型的な取組みとして、見学に来られる学校関係者も多くなり、今日も多くの方に来場いただきました。本校でも全教職員が、このプログラムの意義を自覚し、他校のモデルとなる取組みになるよう努めて欲しいと願っています。審査は、16チームのなかから優秀賞6チーム、その中からグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞を選出しました。結果は、グランプリがOMRONからのミッション「私たちが世界を変える!機械の力で、人々がもっと幸福になる未来のオートメーションを提案せよ!」に取組んだ4組の「INORONと愉快な仲間」、準グランプリはテレビ東京のミッション「私たちが世界を変える!国際社会のモヤッとを解決するテレビ東京らしいプロジェクトを提案せよ!」に取組んだ1組の「マスメディアアント」、審査員特別賞は同じくOMRONのミッションに取組んだ7組の「MORON」のチームが受賞しました。審査は5人の審査員それぞれが、調査力、論理性、表現力、独創性、ミッション達成度の5項目について採点し、その合計点で各賞を決めたのですが、選ばれなかったチームも含め、審査員によって評価もまちまちで、優劣をつけるのに非常に困りました。終了後は悔しくて泣いていた生徒も多くいて、それだけみんなの本気度が伝わり感動しました。このプログラムで得られた様々な経験を是非とも今後に活かしてもらいたいと願っています。保護者の方にも多く来場いただき誠に有難うございました。最後に、この会の運営に協力してくれた生徒やその他スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした。

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                グランプリ

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               準グランプリ

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               審査員特別賞

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        優秀賞、2組 チーム「Mére de gratin」

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           優秀賞、5組 チーム「富士山」

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        優秀賞、13組 チーム「 一(はじめ)はうす」  

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 司会は放送部の生徒が務めてくれました。その他オープニング映像を始め、デザイン、当日の準備、進行など、すべて生徒たちが買って出てくれ、先生方もその活躍ぶりに感心していました。

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