高校2年文理進学コースの生徒を対象にした今年度4回目となる「夢発見ゼミ」高大連携講座を実施しました。これは、併設大学の大阪工業大学、摂南大学、広島国際大学から様々な学部・学科から先生を招き、大学での学びや学部学科の理解、先生自身が取り組んでいる研究内容や関連の話しなどを聴き、その後先生方から出された課題から一つ選択して論文作成を行うという授業です。今日は理系クラスは、広島国際大学保健医療学部の藤原教授の「がんの細胞形態学」と題して、臨床検査学からみたがんの話、文系クラスは同じく広島国際大学心理学部河本教授の「心を科学する」と題して、心理学とはどんな学問か、心の捉え方の手法などについての話を聴講しました。どちらの話も生徒たちを惹きつける話し方と内容で、生徒たちにとって、大学での学びに大変興味をそそられるものになったと思いました。最後に、藤原先生からは、人の免疫力の話から、これからいろいろな壁にぶつかるだろうけど、決して逃げないで乗り越えて欲しい、気持ちの持ち方が大切であると、また河本先生からは、これからを生きるための知恵として、こうあるべきだ、こうしなければならいといった考えではなく、こうあってもよい、こうしてもよいといった合理的な考えをもとう、やる気はほどほどに（ＭＡＸではプレッシャーになり成果が出ない）、それよりもやれる（できる）気、自己抗力感を強く持つ、「私は私、これでいい」という気持ち（I am OK)を持とう、できれば口に出すなど、生徒たちにエールを送っていただきました。本当にありがたく、感謝申し上げます。有難うございました。

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