先週土曜日の放課後に部活動に所属する中高生全員を対象にした部活動生徒対象集会を総合体育館で実施しました。新入生の入部者も出揃い始めた中間テスト前のこの時期に、部活動に参加する意義や心構え、勉強との両立などを部活動生全員で共有し、互いの意識を高めあうことを目的に毎年実施しています。例年通り、私からの激励と先日開催した部活動リーダー講習会の報告を行った後、今回は摂南大学スポーツ振興センター講師の横山喬之先生から「チャンスはいつもそばに」～大好きを貫け～と題して、話をしていただきました。先生からは、平成24年、25年、27年の世界柔道形選手権大会で金メダルを獲得できたのは、学生時代（筑波大学）までは無名であったが、何よりも柔道が好きで、節目の時に素晴らしい人（祖父、中学校顧問、大学のオリンピックメダリスト）との出会いがあり、常に徳を積むことを心がけていることが今の自分に繋がっている、みんなにもそのチャンスはある、チャンスを勝ち取るためには、大好きなことをとことん突き進む、目の前の目標に全力でぶつかる、準備と努力を継続する、徳を積むことは大切、最後には山下泰裕氏の言葉「一人で見る夢は夢に終わる、誰かと見る夢は現実になる」を紹介し、生徒たちを激励をし勇気づけていただきました。また、講演の前にあった部活動リーダー講習会の報告では、各部の主将を代表してラグビー部主将の金澤功貴君（以前にこちらで紹介しました1年次に頸椎を損傷してリハビリを続けながら、現在車いすでキャプテンをしている生徒です。）が、話をしてくれたのですが、常翔学園中高部活動のもモットーである「挨拶をしよう」「ごみを拾おう」「できる事から始めよう」「大きな声で校歌を歌おう」を部員の100名のうち99名ができていても1人ができていなかったら　100-1＝0　になってしまうと、リーダーシップを大いに発揮してしっかりと雄弁に語りかけてくれたことに、我々は感心させられました。