先週の金曜日、本校が事務局を務める大阪私学生徒指導連盟の委員総会があり、その中でトレーナーズスクエア株式会社代表の岩崎由純氏の講演を聞く機会がありました。テーマは「やる気を引き出す言葉の力」、岩崎氏は日本を代表するアスレチックトレーナーで、アメリカのスポーツ現場で学んだ「勇気を与える感動のスピーチ」をコミュニケーションスキルとして確立し日本ペップトーク普及協会の会長として各地で講演会やセミナーを開催し活躍されています。ペップトークとは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが競技前の選手を励ますために行っている「短くて」「わかりやすく」「肯定的な」「勇気づける」言葉がけのことで、アメリカではごく一般的に使われているとのこと。ポジティブな思考は現実化する、イメージの世界に否定語はない、否定語は潜在意識にネガティブなイメージを刷り込ませネガティブな現実を招く、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換することは自分にも相手にもプラスになる、具体的には「低めの球を絶対打つな!」より「高めの球を狙い打て!」、「うるさい！私語をするな！」より「静かに!」、「同じミスをするな!」より「次はがんばれ!」、「忘れ物をしない!」より「しっかり準備しなさい!」などの言葉で成功をイメージさせ潜在意識を味方につける、すべては目の前にいる人（チーム）が言って欲しいことをいうなど、日ごろの言動について考えさせれるとてもためになるお話でした。本校の先生方や保護者の方にも是非とも聞いてもらう機会があればと思います。