東日本大震災の日から早くも4年が経ちました。地震があった時刻には、私は大阪工業大学の高層棟で会議中でしたが、突然ゆっくりとした大きな長い揺れが起こり、当時中高の新校舎建設中であったので、心配になり連絡を取ったことが思い出されます。それが1000㎞程も離れた東北地方三陸沖での大地震であった事に驚き、津波による被害の甚大さ、悲惨さの報道に接し、居たたまれない気持ちになったのことを思い出します。復興が目に見えて進んでいる地区がある反面、現在でも避難生活を余儀なくされている方が23万人、仮設住宅に住まれている方も9万人もおられ、遅々として進まない地域もあり、復興までにはまだまだ時間がかかる状況です。これからも被災地支援のため、学校としてできることを考えていきたいと思います。今日は中学校から一貫コースへの内部進学者のための説明会があり、会に先立ち犠牲になった方々の追悼と被災地の復興を願い、全員で黙祷を捧げました。