高校のスーパーコース、特進コース2年生が取り組んでいますキャリアプログラム「Young Leaders Plan」の授業後半は、「Debate Frontier」と称してディベートの基礎的技術にチャレンジしています。先週と今週は仕上げのディベート競技を行っているとのことで、昨日4限目1組の授業を少し覗いてきました。今回のテーマは「日本は死刑制度を廃止すべきである。是か非か」で、3～4人の班が肯定側と否定側に分かれ競技形式で戦っていました。 肯定側と否定側それぞれが立論（2分）、質疑応答（1分）、反駁（はんぱく）（2分）を行い、最後にどちらの班の勝利かを別の班が審判し発表していました。ここでは、なるほどと唸らせる説得力のある意見、相手の弱点をついた質疑、それに対する回答、説得力のある反論、的確なジャッジなど、短い時間内で求められるわけですが、そのためには事前の十分な学習のうえ、様々な意見に対して即答できるように準備をして臨まなければならず、皆それぞれに苦労していました。聴衆を唸らせるとまではいきませんが、皆真面目に取り組んでくれていました。ここでの経験を踏まえ、いろいろな場面で議論が交わせる風土が醸成できればと思っています。