先週5日（土）に学園校友会全国支部交歓会が宮城県の松島で開催され、校長として招かれ理事長や他の所属長とともに参加してきました。この会は、前身も含め学園の卒業生で組織された会で、年1回、各都道府県支部、大阪の各地域支部、職域支部などから一堂に集まり親睦を深めることを目的に開催されています。今年は復興支援ということで、初めて東北での開催となりました。当初は参加者が少ないのではと心配されていましたが、340人を超える参加者があり、支部の方のお世話もあって大いに盛り上がった会となりました。懇親会の前には、東北支部の方からの除染活動の報告や卒業生で現在東北工業大学教授の今西教授から復興大学という新たな復興支援の取り組みについての講演もあり、大変有意義な時を過ごすことができました。このような会が催すことができるのも卒業生の組織がしっかりしている証しです。今後は、この会が永続的に発展するためには、各支部での女性や若い人の参加を促す企画などの積極的な活動で、各支部が活性化することが望まれています。来年は兵庫県での開催となります。卒業生の皆さんには、できる限り参加していただき、交流の輪を広げて欲しいと願っています。

　　　　　　　　　　　　　学園校友会内山会長のご挨拶

　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長挨拶

　　　　　　　　　天井から多くの各支部旗が掲げられています。

　懇親会前には4人の支部会員から除染活動等の報告がありました。まだまだこれからということがよくわかりました。

　今西教授の講演、内陸部と沿岸部で優先課題に違いがあるとのことでした。大学が果たす役割についても、考えさせられることがありました。

　翌日は一人で松島から遊覧船で塩釜に行き、そこから仙台に出て東北大学理学部の自然史標本館とキャンパスを見学してきました。