2013年度に実施した生徒・保護者アンケートを全教職員で共有するための報告会を実施しました。これについては、授業アンケートとは別に満足度、教育理念・教育方針の浸透度、本校の取り組みに対する評価、実現して欲しい取り組み、不安・悩み・不満などについて行ったアンケートを基に、第三者機関に分析・評価を依頼し、毎年この時期に実施しています。生徒や保護者の方にとっては面倒で、毎年要望しているのに変わらないなどの不満などもあると思うのですが、学校にとっては、今後取り組むべきことや改善が必要なことなど、より良い学校づくりにとても役立っています。また、褒めていただいたり感謝の言葉をもらうことで、勇気づけられてもいます。そのこともあって、学校に対する満足度や教員に対する評価も、毎年少しずつですが、上がり続けることができています。しかし、生徒や保護者の方全員が充分に満足されているわけではなく、教員の授業力や学力保障、生徒に対する接し方、大学受験に対する指導、学校行事に対する取り組み、保護者とのコミュニケーションなどについては、心配や要望されている方も多くおられ、われわれとしてもより一層の努力が必要だと認識しています。個々の教職員がさらに意識をして取り組めば、まだまだ評価を高めることは可能だと思っています。

　　　キャリア教育の取り組みが徐々に浸透してきたことが窺えます。