プロフィール 北尾元一

2014年3月19日

「Debate Frontier」クラス対抗戦

 スーパーコース、特進コース2年生のキャリア教育プログラム「Young Leaders Plan」の授業後半は、ディベート競技を行って、その基礎的技術にチャレンジする「Debate Frontier」に取組みました。その最終仕上げということで、全クラスが一堂に集まり、クラスから出た代表グループによるクラス対抗戦を実施しました。各グループが肯定側と否定側に分かれての対抗戦で、今回の論題は、「大阪府は大阪都になるべきである」、これについて是か非か、肯定側と否定側に分かれてそれぞれ立論2分、質疑応答1分、反駁(はんぱく)2分行い、最後に担当教員がどちらの勝利かを審判するというものでした。今繰り広げられている大阪市長選挙の争点となっている大阪都構想問題とあって、観戦している生徒たちも集中して聞いていました。たまたま本校卒業生でこの授業の主担当教員の教え子である、大阪維新の会、大阪市議会議員の守島正氏も、この授業のことを話すと駆けつけてくれ、後輩達の対戦を観戦し、最後に感想を述べ激励をしてくれました。守島氏には密着取材ということでカメラマンが同行していたので、生徒たちはその分余計に緊張したようでした。今はインターネットなどを通じ、多くの情報が得られますが、ディベートは、短い時間で説得力のある意見、相手の弱点など的を得た質疑、質疑に対する的確な回答、説得力のある反論が求められます。そのため、事前の正確な知識と賛否両論の十分な理解が必要で、そのうえで周到な準備をして臨まなければならず、みな一様に苦労したことがうかがわれました。聴いている者を唸らせるような生徒も出てきて、以前に観戦したときよりは、レベルが上がっているように感じました。ディベートのレベルとしてはまだまだなんでしょうが、対戦した生徒は一生懸命で、この経験は大学進学後にもきっと活かされることでしょう。

2014.03.19 ⑩.JPG

 

2014.03.19 ⑪.JPG

 

2014.03.19 ⑫.JPG

 

2014.03.19 ⑬.JPG

 

2014.03.19 ⑭.JPG

 

2014.03.19 ⑮.JPG

 

2014.03.19 ⑯.JPG