学園は、中学、高校、大学のよりよい連携教育のあり方について検討していく窓口として、今年度より連携教育推進機構なる組織を設け、各学校間の交流を図っています。その一つの取り組みとして、各学校間の教育的連携をより密にし、内部進学者の高大接続をスムーズに行うことを目的とする、各学校間相互の授業見学会を先月より実施しています。今週は大阪工業大学知的財産学部１回生を対象とした「言語表現技術Ⅱ」の授業見学があり、参加してきました。内容は説明文の表現の仕方の講義だったのですが、今日の流れも含め板書が整理され、一方通行の講義にならない授業の組み立てで、授業規律が守られ、ほとんどの学生が集中して学んでいました。先生の常ににこやかで偉ぶらず、優しい声かけで、学生も親しみを持っているのが覗われました。中高の先生にとっても参考になる授業だったと思います。本校の先生方もなかなか忙しく時間が取れないのですが、連携機構の意図することも理解し、今後も積極的に参加して欲しいと願っています。