本年度第2回目となる保護者研修会を開催しました。本校では教職員研修会で何度かお世話になっています常磐会学園大学の佐谷力先生に「思秋期の子どもとのかかわりに大切なこと」と題して講演いただきました。キーワードは共感性、共感性は体験･観察学習によって育つ、子育ての中で親自身がモデルとなり共感性を育てる、子どもの願いは、家族が仲良しなこと、聴いてくれること（自分の人生の時間を相手にあげる）、認めてくれること、視点を変えてほめる、認めることが大切、他の子どもと比べるのではなく結果より経過をみてあげる（子どもの昨日や以前と比べてほめる）、うなずくことの重要性、今からでも遅くない、大切だと思って学んだことを忘れてもいい、知っていれば、失敗することも多い、失敗したなあと思えればよい、あせらず諦めず粘り強くなど、先生の巧みな話術であっという間の2時間でした。今日はその後に高校1･2年の保護者会があったのですが、まだこの研修会に参加されたことがない皆様には是非一度ご参加下さい。また参加したいと思ってもらえると思いますよ。

　名前の呼ぶ声は表情も伴っている、耳の痛い先生や保護者も折られたはずです。

　　　　　　視点を変えないと見えてこないものがある、「ナポレオンの亡霊」

　津波でお父さんを失った宮城県石巻市の小学1年生の作文、子どもはいつでもほめて貰いたいと思っている。それは大人も同じです。言葉にすることは大事です。