常翔学園が27日に発表した旧梅田東小学校跡地（大阪市北区茶屋町）の開発計画が、新聞各紙の同日夕刊や翌日朝刊に掲載されました。2011年に取得したこの土地利用については、私も外部の方から度々尋ねられることがありましたが、その計画が理事会で承認され、ようやくその概要が公になりました。それは地上22階、地下2階建て、高さは125ｍの高層ビルで、使用エネルギーの抑制や太陽光発電なども導入した環境配慮型のエコキャンパスになります。8階、9階はそれぞれ摂南大学、広島国際大学の拠点、10～20階は大阪工業大学工学部のデザイン系3学科などが入る予定。1～5階にはレストラン、カフェテリア、約600人収容の多目的ホール、講義室、防災センターなどを配置し、21階のラウンジとともに一般開放を想定しています。水害を考慮して機械室は地上5階に設置し、災害時の備蓄食料や帰宅困難者収容設備も備える予定。2016年秋の竣工を目指していますので、順調に進めば、現在の中学3年生の学年から利用することができるようになります。中学高校としても大いに利用できればと思っています。

　北側から見た外観パース、右側（西）に現在建替中のヤンマー本社が先に建つ予定