昨日は大阪私学中高連の校長合同部会で定例会の後、株式会社アオキの青木豊彦社長の講演を聴講することができました。氏は2009年に小型人工衛星「まいど1号」の打ち上げに成功した東大阪の中小企業が集まって設立した東大阪宇宙開発協同組合の初代理事長（現在は退任され2008年にＬＬＰまいどを設立、会長に就任）として有名で全国各地で講演をされています。実は氏は、本校の卒業生で、卒業後東大阪のお父様の会社を引き継いで来られてきました。講演は、人工衛星はものづくりの町、東大阪に若者が集まるようになるための手段、チタン製の指輪、磁気ネックレスから始まり、飛行機、ロケット製作を手掛けたなかで最終的に辿り着いた、誇りを持つことの大切さ、日本には創業100年を超える会社が2万社、そんな国はどこにもない日本の企業はすごいという誇りが大切、誇りのパワーはすごい、中小企業のなかで社員が自信と誇りを持っている会社は強い、学校も同じ、自分に学校に地域に誇りを持つことの大切さなど示唆に富んだ話で、最後には私達へ、韓国で出会ったすばらしい若者に負けない、気配り・気遣いができるやさしい、強い生徒を創出して欲しいと激励の言葉をもらいました。青木氏の大阪を航空宇宙産業の世界ブランドに育て上げるという夢への挑戦はまだまだ続きます。

　　　　　　　　　　　　　講演後の懇親会にて