スーパー、特進、薬学医療系進学コース2年生を対象にキャリアセミナーⅡをＯＩＴホールで実施しました。1年生のときはクレディセゾン初の女性人事部長、武田雅子氏から「働くこと、生きること」と題してのお話を聴きました（こちら）が、今回は本校ＯＢで現在大阪市議として活躍中の守島正氏（31）に～「行動のすすめ」～と題して後輩達のためにと講演願いました。講演は、昨今の状況から、自分の主張だけで道は開けない、夢が叶うか否かの多くは受け手側の問題、だからエンブロイアビリティ（雇用される能力、必要とされる能力⇒汎用性）を身に付けることが大切と、成績がよくなかった高校1年の頃や勉強しだした動機、その後の経歴（同志社大学→新日鉄→中小企業診断士合格→経営コンサルタント→市会議員、大阪市大大学院）も努力することに対して得られる効果に味をしめ行動した結果であるなどの話を交えて語ってもらいました。そして後輩に伝えたいこととして、今の立ち位置は関係ない（君達は昔の自分よりはずっといい）、行動如何で自分の将来や周囲へ確実な変化を及ぼす、君達の世界は非常に狭く経験値は少ない、まずは世界を広げることや知識を高めることを優先すべき、今の勉強は絶対に意味があり必要、現時点で努力する崇高な理屈・動機がなくても大丈夫（もてたいでもO.K）、今何をしているか意識して勉強することが大事、場当たり的にやっても効果がないなどの話と、最後には、行動することで確実に何かが変わる、努力・学習・行動の源泉として当事者意識を持ち、国・地元・家族・会社・社会に貢献できる人材になって欲しい、皆さんの人生は皆さん次第！未来は自分の手で切り開けと熱いエールを送ってもらいました。身近な先輩の話として、我々教員が話すより説教じみた感じがなく大変良かったと思います。