2012年11月 7日
今日は職員会議、修学旅行報告会が放課後あったのですが、始まる前の1時間ほど久しぶりに河川敷のワンドのようすを観察してきました。先月上旬まで暑い日が続き、種々の虫たちも多く見られたのがうそのように、すでに秋も終盤の装いを呈していて、生物が好きな私としては少し寂しい思いがしました。大陸から渡ってくる冬鳥のジョウビタキやヒドリガモなどの姿もすでに見られ、早くも冬の訪れが近づいていることを実感しました。
ジョウビタキ
ヒドリガモ
久しぶりにたくさんのスズメを見ました。
こちらは留鳥のキジバト
キチョウ、この蝶はモンシロチョウと違い成虫で越冬します。(モンシロチョウは蛹で越冬)そろそろ冬越しする場所を探しているのかも?
トノサマバッタ、バッタの多くは卵を産んだ後は死んでしまいます。随分とバッタ類は少なくなりました。
マツムシのメス、河川敷では昔は上流にしかいなかったものが、下流でも生息するようになりました。これも卵で越冬します。
オンブバッタのメス
セイヨウミツバチがセイタカアワダチソウの花の蜜を集めていました。ミツバチは成虫で越冬しますが、そろそろ冬支度です。
大学10号館、中高北館を望む
ワンドにアゾラ(アカウキクサの仲間)が繁茂していました。これも外来水生植物で水域の酸素欠乏や水底へのヘドロ堆積など在来水生生物の生息環境に大きな悪影響を及ぼします。
ことわざで使われる「蓼(タデ)食う虫も好き好き」のタデ、これはイヌタデ?
22日実施するマラソン大会に備え、体育の授業では持久走が行われていました。