プロフィール 北尾元一

2012年8月 4日

韓国視察

 大阪私学中学高等学校連合会地域部会の1泊2日の研修会で、韓国キョンギ(京畿)道パジュ(坡洲)市にある英語村とソウルの養正中学高等学校を訪問してきました。ここの英語村は地方自治体が運営するもので、その地域の子どもが英語を身近に本格的に体験できる施設として2006年にオープンしたものが、現在ではロシア、日本、韓国の小中高生交流、日本人の小学校教員、韓国の英語教員、ビジネスマンなどの研修プログラムなども手掛けておられ、現代のニーズともあいまってなかなかの人気のようでした。訪問した日も夏休みとあって、ロシアや日本の子ども達もいろいろな体験を英会話を通して楽しんでいるようでした。日本からも近く、もちろん本場のイギリスなどで体験できればいいでしょうが、安価で手軽にいける点では、本校でも紹介してもよいのではと思いました。また、ソウルの高校訪問では、長年の平準化政策(公私、学力関係なく進学する高校が決まる)が2010年より一部の学校で学校選択性が導入されるようになって、日本の6年一貫教育にも関心を示されていましたが、訪問した高校では生徒の7割ほどが英会話が可能になるとのことで、英語教育の熱心度が伝わってきました。夏休みにもかかわらず、多くの会場で講習会が実施されていました。

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 英語村の中には、銀行、郵便局、警察、病院、ホテル、コンビニなどさまざまな施設があり、そこで働く外国人スタッフとの会話が自然にうまれます。

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   劇に取組むグループの授業、シンデレラをやっていました。

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        自分達でゲームを作るグループの授業

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 科学実験に取組むグループの授業、ここでは卵を割らずに下まで落とせるパラシュートを作って実験していました。

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 2日目に行った養正高校の数学の授業、四方にホワイトボードがあり、それを天井からのビデオカメラで前のスクリーンに映し出すシステムになっていました。

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                英会話教室

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 この学校は100年以上の歴史がある名門私立高校で、記念ホールには歴史資料館があってさまざまな資料等が展示されていました。