近年若年層の大麻・覚醒剤等の薬物使用事件が社会問題になったのをきっかけに、大阪府から中高生に対し薬物乱用防止教室を開催するようにとの行政指導もあって、本校では2年前より高校1年生を対象に実施しています。今年も昨年同様に全員一堂に会する会場がないため、2回に分かれて実施することになりました。1回目の今日は、特進系グループの5クラスを対象に、摂南大学薬学部薬理学研究室から学部長の荻田教授と薬品情報を研究している6回生7人に来てもらい、薬物乱用の危険性や誘われたときの断り方などについて、本校生も参加したロールプレイをまじえて、わかりやすく説明してもらいました。断り方として、最初にきっぱり断る、話題をそらす、同じフレーズで何度も断り相手を諦めさせる、相手を気遣う言葉をかける、暗く人が少ない狭い場所を避ける、勉強が捗る、ダイエットによい、かっこよくやせれるはうそなどを学習し、最後には「明るい未来のために強い心を持とう」とメッセージをもらいました。荻田先生からもタバコはゲートウェイドラッグ、その延長戦上に薬物がある、大人になっても絶対やらないこと、自らの海外旅行での体験を踏まえて用心することなどについて話をしていただきました。来週は文理進学コース1年生を対象にOITホールで実施します。