教職員（生徒指導）研修会として、昨年もお願いしました常磐会学園大学の佐谷力先生に「生徒･保護者へのかかわり　ＰＡＲＴ２　～共感性を育てる、引き出す～」と題して講演いただきました。キーワードは共感性、共感性は体験･観察学習によって育つもの、教員が関わる中で自身がモデルとなり共感性を育てる、声･表情･聴く・視点が教室の空気をつくる、視点を変えて受容（ほめる、認める）する、決めつけて見るといいところは見えない、他の子どもと比べるのではなく子どもの以前と比べることが大切、保護者とは共通の目的である子どもの将来ための有効な手段･方法をいっしょに考える、ほめるにはいいところを発見する力（価値観の幅を広げる）とそれを言葉にする力が必要など我々教員にとって、具体的で実践可能なことを大変わかりやすくお話いただきました。本校教員には、先生が唱える“研修の終わりが実践の始まり”となるよう明日からの指導に活かして欲しい思います。

　本館から大学10号館と高校北館の間を望む。河川敷は葦の穂が白くたなびく冬の景色です。