日曜日に畑をしている里山に出かけました。フジバカマ（秋の七草の一種）に、渡りをする蝶として有名なアサギマダラが来ていました。この蝶は、国蝶の候補になったぐらいで、優雅で清楚な感じで、私も大好きな蝶の一つです。春に南の島から渡ってきて、信州などの高原で繁殖し、秋に再び南の島へ大移動することが知られています。その移動距離が2000ｋｍをこえたものも発見されていて（蝶を捕えてマークをして放蝶、その後再捕獲された情報から判明）、ひょっとすれば中国大陸まで行っているのではないかと考える人もいます。どこにそれだけのエネルギーがあるのか不思議でなりません。京阪神で秋に見られるものは、この移動の途中と目されています。

　ヤマボウシの実がたくさん生っていたのでジャムにしました。