プロフィール 北尾元一

2011年10月14日

摂南大学看護学部開設記念シンポジウム

 来年4月開設予定の摂南大学看護学部開設記念シンポジウムが大阪市中央公会堂で夕刻より開催されました。はじめに、外科医で小説『チーム・バチスタの栄光』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞されドラマ化もされたことで知られている人気作家の海堂尊氏の「カラダを知ろう、医療を知ろう」と題しての基調講演がありました。カラダの内臓器官の図を描いてみて下さいからはじまって、多くの人が大きな総括的知識が足りない、カラダ地図が描けるようになることで医学の知識の教養が高まる、医療崩壊は知識の無知が原因、人体を知ることはそのすばらしさがわかり、自分のBaseを知ることができ、生きているだけでもすごいとわかる、心不全は死因不明と同じ、死亡時の画像診断の重要性など、非常にためになるお話ばかりで、私もカラダの知識をもうすこし勉強しなければという気持ちになりました。その後、特別講座あり、続いて「暮らしの中の医療」と題して、摂南大学薬学科長荻田教授のコーディネートで海堂氏、星ヶ丘厚生年金病院長杉本氏、大阪看護協会会長の豊田氏、看護学部長就任予定者の後閑氏のパネルディスカッションが繰り広げられました。本校からは看護学部への進学予定者や薬学医療系進学コース2・3年生が参加して聴講しましたが、これからの医療スタッフを目指す生徒にとってはとても参考になるよい機会でした。

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     特別講座ではAEDについての講習もありました。

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