連休中、夏野菜の植付や種蒔などの畑仕事に兵庫県の山村へ行ってきました。多くの植物がまだ芽生えの時期で、オオルリのさえずりを聞きながら畑や川の周りで、ウド、タラノメ、コゴミ、ワラビ、ワサビ、フキ、セリ、ミツバなどを採り、天ぷら、佃煮、おひたし、醤油漬けなどにして、春ならではの味を食してきました。そこの村も過疎化が進み、今は13軒の家があるだけです。人との関わりを持つことで維持してきた里山ですが、人の手が入らなくなってしまうと山が荒れ、豊かな生態系が崩れてしまうことになり、山菜どころではなくなります。今日本各地の山村で心配されていることです。皆で知恵を出し、このような環境を保全する努力が必要です。