プロフィール 北尾元一

2010年1月22日

公立中学進路希望調査

 大阪府内の公立中学校を今春卒業する生徒の第2回進路希望調査が発表され、府内の私立高校を専願で希望する生徒は12,279人で昨年より1,193人上回る結果となりました。前回の調査より専願者が随分増えた感じです。大阪府の低所得世帯の私立高校実質無償化ということが影響しているのかもしれません。しかし、本校での専願希望者総数は、昨年とほぼ同じで、併願者が20人ほどの増加にとどまっています。今春の卒業生は昨年より全日制高校希望が3000人ほど増え、そのうえ私学専願者が増えていることからすれば、本校としては若干厳しい結果といわざるを得ません。学校によっては、専願併願ともに少なく、経営的に成り立つのか心配される学校がある一方、近辺の学校でも昨年よりかなり希望者が増えている学校もあり、今後本校としても分析をする必要があります。とはいえ、専願、併願者数ともに府内では多いほうから4番目、5番目といったところです。実際の出願者数は、他府県生や私立中学生も加わり、もう少し増える見込みです。いずれにしましてもこれだけ多くの方に志願いただくということは、志願者、その保護者はもちろんのこと、本校を薦めていただいた関係者に心より感謝するとともに、これらの方々の期待を裏切ることのないように努めなければなりません。併願者の受験校がどのようになるのかが気になるところです。来週からの出願、2月10日の入試、2月17日の1.5次、公立高校の出願状況、3月23日の大阪府公立高校後期入試合格発表日(併願合格者手続き締切日)と気を揉む日が続きます。

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 制服メーカーに勤める本校卒業生による着こなしセミナー