本校1年生の総合的な学習の時間に実施している企業探究学習のプレゼンテーションを覗いてきました。すでにクラスでは年末に全グループの発表会を終え、来週23日（土）にはクラスで選出された代表チームよる校内発表会を守口のさつきホールもりぐちで実施します。この授業は、各自が6つの提携企業のいずれかにエントリーし、各企業の新人としてインターネットを介し各企業から出された課題などをグループ単位で解決していくというプログラムです。　新人研修、アンケート調査、合同研修などを受けた後、各企業からのミッションを受け取り、情報収集や企画会議などを通して、ミッションに対してのプランを作成し発表するのですが、このミッションというのがなかなか難しく、例えば森永製菓、日立製作所のミッションはそれぞれ「世界中の子供たちが一瞬で幸福になる“究極のお菓子”とその販売方法を提案せよ」「これからの地球の100年を支える新しい“動力源”とその活用方法を提案せよ」というもので、生徒達にとっては非常に難しく始めは何からどのように手をつけてよいのか皆一様に戸惑っていたようです。しかし悪戦苦闘のうえ、出来上がったプランをパワーポイントにまとめ上げ、何とか発表までこぎつけていました。その出来映えは高校1年生とは思えないほどの立派なものになっていて感心しました。この授業は、将来社会で活躍するうえでどのようなことを身に付けておかなければならないか、何が大切かなどを実感できるということで、生徒にとって貴重な経験となります。来週の校内発表会に出場するチームには、是非とも頑張って成果を上げて欲しいと願います。一般の方も見学できますのでご来場くだされば幸いです。