プロフィール 北尾元一

2010年1月18日

阪神大震災15年

 昨日は、阪神淡路大震災から丸15年が経ち、各地で追悼行事が行われました。この地震では、本校でも当時尼崎在住の3年生男子生徒が、勉強していたはなれが倒壊し、梁の下敷きになって尊い命が奪われています。あの日は、地震後すぐに学校の実験室のことが気になり、車で学校へ向かったのですが、その途中で大きな余震があり、車から見た電柱が大きく揺れ、電線が波打っていた様子は今でも鮮明に覚えています。幸いに学校のほうは、机や棚にある物が散乱した程度で大きな被害はありませんでした。しかし、そうでない時にどれだけの教職員が駆けつける事ができるかは重要で、常に意識しておかなければなりません。今現在建設中の新校舎は、一昨年6月に改正され耐震基準が強化された新建築基準法に則って建てられていますので、そういった意味ではこの大宮校地の中では一番安全な建物となるのは間違いなく、竣工が待ち遠しいといったところです。本校では毎年「学校安全の日」なるものを設け、講話などを通じ災害に対する心構えなどについて意識をしてもらっています。

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 河川敷堤防から建設中の校舎を眺める。手前と奥に見え
る校舎は新校舎竣工後、取り壊されます。

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       堤防から河川敷グランド側を眺める。