校舎新築工事のために切り倒してしまったクスノキの切り株を新校舎竣工時にモニュメントとして展示するため、大阪工大ＯＢで学園の取引業者の方と摂南大学工学部都市環境システム工学科水辺環境創出研究室、淀川愛好会の協力で加工してもらうことになり、様子を見に摂南大学へ行ってきました。この切り株は大きく中心が腐っていて年輪を途中までしか数えることができないので樹齢がわからないのですが、途中まででも30数個の年輪があり、50年は優に超えている高校の歴史とともに育った大木のものです。まずは上下の面を平らにするため、のこぎりで切ってもらったのですが、片面を切るだけでも3時間かかったとのこと。その後、上面を研磨し、腐った内部を削り取り、樹皮もそのまま残そうということで乾燥後樹脂加工をする予定です。気長に作業を見守りたいと思います。ボランティアでお願いしていますので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。出来上がりが楽しみです。

　　　　　　　　　　切り株上面の研磨中

水辺環境創出研究室が管理するビオトープ,池には淀川に
生息する淡水魚が放たれています。