摂南大学のオープンキャンパスを覗いてきました。摂南大学では、来年度経済学部、理工学部生命科学科、住環境デザイン学科が新設を予定していることもあり、本校生にも参加要請があって、バスをチャーターしてもらい希望者50名余りが参加しました。私は、生命科学科に就任予定の長崎大学薬学部の芳本教授の模擬講義を生徒たちと一緒に受けてきました。長崎大学薬学部は、昨年「オワンクラゲ」の発光機構解明の研究でノーベル化学賞を受賞されて有名になった下村修先生が当初勤務されていたところで、講演の内容も発光の仕組みや下村先生のアメリカでの地道な基礎研究の大切さとその応用・発展についての興味ある話でした。秋には下村先生の講演会を予定しているとのことでした。講演では実際の発光物質の結晶や酵素の化学反応による発光の実験を見せてもらったりもしていました。化学や生物に積極的に関わりたい生徒には薦めたいと思います。

　　　　　　　　新学部学科の説明コーナー