社団法人全国学習塾協会近畿支部主催の塾長対象私立中学・高校進学相談会に顔を出してきました。各塾生が希望している高校の合格可能性等について相談を受けるというもので、塾の先生も塾生の私学志望校選択の一助にと熱心に相談をされていて熱意が伝わってきました。ただ、昨年までと比較するとどうも参加者が少ないように感じました。これも景気の後退、私学助成金の削減などの影響が如実に出ているのかなぁと心細くもなりました。追い討ちをかけるように橋下知事の公立定員枠拡大の意向が報じられ、生徒急増期には府からの要請で校舎増築･改修までして多くの公立中学校生を受け入れて協力した私学にとって、この少子化の時代にそのようなことを発言されたことについて、皆一様に憤慨し情けない思いにもなっています。そうは言っても私学としては今が踏ん張り時で公立にはない魅力ある学校にするため頑張るしかありません。私学を蔑ろにして大阪の教育力向上を謳うのはやめていただきたい。